当サイトにおける性的表現について

まだこどものみんなへ  このホームページには、「性」についてかかれたぶぶんがあります。そしてその中のいくつかは、「うそ」です。
 「うそをつくのはいけないよ」、たぶんみんなそうおそわってると思います。そのとおり。「うそ」をつくのはよくない。でも、それが「おはなし」の中でだったらどうだろう。
 みんながしっている「おはなし」の中にも、ふしぎなことがたくさんあると思います。たとえば「ももたろう」の中には、おしゃべりするイヌが出てくるよね。でもみんなのまわりにいるイヌは、ふだんはおしゃべりしない。もしかしたら、おしゃべりできるのかもしれないけど、「ふだん」はしないよね。だけど「ももたろう」のイヌは「おはなし」の中だからおしゃべりできる。つまり「おはなし」の中には、「うそ」がときどき出てくるし、ときにはそれがひつようだったりするんだよね。
 このホームページに書かれている「性」についてのことはそれとおなじです。「おはなし」の中の「うそ」なんです。
 でも、みんな「性」ってなんだかしってる?
 イヌはしってるよね。しってるから、「ももたろう」に出てくるイヌがおしゃべりしたら、みんな「ふしぎだな」「おもしろいな」って思う。でも、イヌをしらなかったら、「ももたろう」に出てくるイヌが「ふだん」のイヌだとかんちがいしちゃわない?「イヌっておしゃべりできるんだ」そう思っちゃうかもしれないよね。
 ボクはそれをしんぱいします。「ふだん」の「性」をしらないと、「おはなし」の中の「うそ」なのに、ホントだと思っちゃうかもしれない。それに「性」ってとっても、心の中にのこりやすいものです。もし「うそ」が心の中にのこっちゃったら、しぬまでそれでくるしい思いをするかもしれない。しぬまでだよ、しぬまで。
 だから、もしみんなが「性」ってなんなのかしらないときは、このホームページにかいていある「性」のぶぶんはよまないでください。「性」がかいてあるぶぶんには、「こどものみんなへ」ってかいてあります。ちゃんと正直に、しらないときはしらないっていわなきゃだめだよ。
 みんながもう少しおおきくなって、「性」ってなんなのかわかって、それでもこのホームページにかかれている「性」のぶぶんがよみたいと思ったら、またきてください。まっています。

子供ではないが、まだ18歳になってない方へ  もし、下の文章の意味が分からないという方は、「子供ではないが、まだ18歳になってない方へ(必ず読んで下さい)」と但し書きしてある文章を読まないで下さい。

 このサイトには、性についての描写があります。またその描写は想像で書かれたもので、中には嘘が混じっています。
 2007年1月現在の日本では、18歳未満かどうかを基準にして、性について表現されたものを閲覧することを禁止するのが一般的です。ですが、当サイトはこういった禁止事項を設けていません。
 これは私が、「18歳」という、年齢で、一律に判断力を問うことに疑問を感じるからです。また「18歳未満閲覧禁止」という一文だけを掲げることで、果たしてそれが実際の閲覧行為の歯止めになるのかどうかということについても、疑問があるからです。
 何故、性描写を判断力がない人間に見せてはいけないのか。これについても色々な意見があるかと思いますが、ここではそれは論じません。それを論じるととても長い文章になってしまうからです。「性描写は本人に対する影響力が甚大であること」「またそれに伴う、社会に対する影響力もあること」以上二つの点を私の考えとして上げて置くだけに留めます。
 さて、判断力についてですが、これは人それぞれのものです。16歳で備わっている人もいれば、20歳を過ぎても判断力がない人もいます。個人によって違う。18歳というのは、あくまで「一般的に」判断力が備わっているだろうなという「目安」です。
 しかし問題なのは、この「18歳」といった「目安」以外で判断力の有無を問うのは、非常に難しいということです。「私は自分の意志でこのサイトの性表現を閲覧するし、その結果生じるいかなる影響も全て自分の責任で解決します」そう言われても、果たしてそれが本当かどうか分かるでしょうか?
 ですので、当サイトでは「18歳」に代わるものとして、以下の「目安」を設けます。「私は自分の意志でこのサイトの性表現を閲覧するし、その結果生じるいかなる影響も全て自分の責任で解決します」という文に同意できない場合、そして以下の質問で答えられないものが一つでもある場合は、「子供ではないが、まだ18歳になってない方へ(必ず読んで下さい)」と但し書きしてある文章を読まないで下さい。
 ○コンドームの正確な使い方を答えてください
 ○パールインデックスの意味を正確に答えてください
 ○ある男女のカップルがいます。このカップルの男性は性交して射精する時には必ず、コンドームを正しい方法で装着していました。にも関わらずこの女性は、この男性の子供を妊娠しました。何故ですか(体外受精などの、性交以外の特別な方法は行っていません)
 ○あなたがエイズ検査の目的で、献血に行くとします。この行為により他人を不治の病にする可能性があります。何故ですか。またエイズの感染経路を三つ以上答えてください
 ○他人への性の強要(強姦や痴漢、性的虐待など)は法的にはもちろん、倫理的にも悪です。何故ですか
 上記の設問には偏りがあります。18歳以上でも答えられない方もいると思います。ですが当サイトでは、以上の質問を18歳以下の方が性的表現を閲覧するための「目安」にいたします。
 これには、実際見る意思を持っている人にとっては「18歳未満閲覧禁止」という一文でも、上記の質問があっても見てしまうということ。ただし実際見る意思を持っている人にとっても、上記の質問を読む場合、解答への好奇心が湧く可能性があること。そして、一律に「18歳」と定めるより、個々の状況に対応できること。以上三つの理由があります。問題点としては、他人に解答を教えてもらうことができる。という点がありますが、それでも、その解答の分だけ「18歳未満閲覧禁止」とだけ書かれているより、得るものがあります。
 長くなりましたが、以上の「目安」を満たしている方につきましては、以下の「当サイトにおける性的表現についての方針」をご覧の上、「子供ではないが、まだ18歳になってない方へ(必ず読んで下さい)」と但し書きしてある文章が閲覧可能です。また、設問の解答については、YAHOOGOOGLEWIKIPEDIAなどが参考になります。

当サイトにおける性的表現についての方針  当サイトには、性的な表現が存在します。また、その性的な表現は、必ずしも現実に即した表現ではありません。もし閲覧をする場合、その旨をご了承の上、あくまで虚構であるものとして閲覧下さい。該当コンテンツの前には、性的な表現が存在することが明示されています。嫌悪感を抱かれる恐れのある方は、閲覧を避けるようお勧めいたします。

物語「心」における表現について  「物語」のページにある「心」という作品には、女性に対して感情を操作するという、屈辱的な描写が含まれています。これは作者の想像におけるもので、決して現実において作者自身が意図するものではありません。また、他人に対し、こういった行為を示唆するものでもありません。
 無粋ながら解説致します。こういった表現を行ったのには、大きく分けて二つの理由が存在します。
 一つ目は物語の演出のためです。作者として、この作品において性的な部分を強調するためには、相反する要素が必要だと判断しました。そのため「嫌だ」けれども「嫌ではない」という相反するものとして、「感情の操作」という要素を取り入れています。このことについて、「変態的だ」と判断する方が多くいたとしても、これは甘んじて受けなければいけない批評だと考えております。
 二つ目は、現実世界において可能になりつつあるテクノロジーについての警鐘、というものです。全くの門外漢ながら、脳に対する科学的な解明が進むに連れ、それを利用するという行為が今後問題となるのではないか、という危機意識がありました。作者としてそれを最大限に誇張したいと考えた時に、作中のような表現になりました。
 いずれにせよ、これは「女性性」に対する攻撃ではありません。極端な話し、作中の登場人物の性別を別のものに変えても、物語として成り立つものだと考えております。今回このような、男性が女性を操作するという表現になったのは、ひとえに作者が男であり、他性からの視点を描く力量が不足していたからに他なりません。
 また、繰り返しになってしまいますが、作中の行為はあくまで虚構のものであり、現実では許されるものではありません。これは法的にもそうですし、倫理的に考えても最も卑劣な部類に入る行為です。この作品を読む場合には、そういった表現が含まれていることをご了承の上、閲覧下さい。もし、こういった行為に対し嫌悪感を抱かれると思われる方は、閲覧を避けるようお勧めいたします。


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